その時を楽しく過ごす
2010年 04月 29日生まれて初めての停電に子供は怯えていましたが、今日は相方も早めの帰宅だったので、みんなで火のあかりを楽しむことにしました。
まずはアロマポットを準備。
三つほど取り出し、点火。
それからオイルランタン。
これはガラスの器に入っていて、何とも温かい揺らめき。
そして、相方が登山で使っていたキャンドルランタン。
写真がそれです。
どこの山へもおともに連れて行っていたそうで、年季が入っています。
他にも蝋燭をいくつか・・・
数えてみれば七つの明かり。
電気に慣れた身体の奥底から、何かふつふつと不思議な感覚が呼び起こされていきます。
五感が研ぎ澄まされるという感じでしょうか。
怖がっていた子供も、やがて一人で遊べるようになりました。
人は便利な生活を送り続けると、もともと持っていた感覚を次第に失っていくのかもしれないですね。
私ももちろんそうです。
それはとてももったいないことのように思えます。
三、四十分経って、元に戻りましたが、眩しさにしばし目をつむりました。
心には普段通りに戻った有難さと、若干の複雑な思いを感じました。
by nekoyama-cf
| 2010-04-29 00:24
| 日々のくらし